<井川さんプロフィール>
明治安田生命J1リーグにおいて、2017、2018と連覇を果たした川崎フロンターレ。多彩なパス、アイデア溢れるサッカーで多くの人を魅了する一方で、おもしろいことを数多く仕掛けるクラブとしても有名です。一見サッカーとは関係がないようなホットな話題をうまく事業に活かしコラボレーションすることで多彩な価値を提供し、サポーター数や収入の拡大など経済価値と社会価値の向上につなげています。そこには、人気がなかった時代を乗り越えてきたクラブの「川崎」への想い、パーパス(=存在意義)がありました。「川崎フロンターレ」というコミュニティだからこそ生まれる独創的な価値を、いかに提供し続けているのか。川崎フロンターレと共に20年歩み続け、2018年から人気クラブのプロモーションを手がける川崎フロンターレ集客プロモーショングループの井川宜之さんに、クラブの独自の考えをお聞きしました。試合当日も井川さんに密着し、サッカークラブの枠を超える「川崎フロンターレらしい」強みに迫ります。
取材・文:吉岡崇
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井川 宜之 (いがわ のりゆき)
株式会社川崎フロンターレ
営業部部長 兼 集客プロモーショングループ長クラブスタッフとして川崎フロンターレと共に20年歩み続け、川崎市と川崎フロンターレに携わる多くの人々と共に、Jリーグ参入時に人気がなかったクラブをチケット入手が困難な人気クラブに押し上げる。営業部部長として事業規模を拡大すると共に、数々のユニークなプロモーションを仕掛ける集客プロモーショングループも統括。