タッチレスの世界で
なごみをどのように見せていくのか。
―――これからの展望をお聞かせください。
しろたんのファンの方は、お店で一番かわいい子を迎えたいということで選びます。そしてお店のこの人から買いたい、と―。つまり、推しのお店の、推しのスタッフから、一番かわいい子を買いたいというわけです。ネットではどれが来るか分からないけど、お店ならかわいい子が選べる。それを好きな店員さんから買うところが一つのポイントなんだと思います。
このようなことが象徴するように、これまで接客っていうものをすごく大事にしてきました。しかしこれからコロナ禍によってタッチレスの世界になっていくときに弱点になってくるかもしれません。でも、そういうところに寂しさだったり、なごみの足りなさを感じて、逆に求められることも考えられます。どうしても生きていく上で、コミュニケーション取らずに生きてくっていうのは無理だと個人的には思いますので。そんなとき、時代に合わせたなごみの見せ方というのはあるのかもしれない。
オンリーワンを高めていきたい
ナンバーワンも目指してますけれども、どちらかというと、オンリーワンを高めていきたい。企業の、商品の、あるいは人の、オンリーワンの部分。なごみ雑貨をお店とうたってるのもオンリーワンだと思います。そのスタンスを大切にしていく。そうすることで見えてくるのではないかと思います。
明るく楽しそうにお話いただくお二人がとても印象的でした。周囲に惑わされることなく、自分たちの強みを信じてオンリーワンをさらにとがらせていくことで、不確実性の高い将来にぶれずに進んでいけるのだと思います。今回でクリエイティブヨーコのらしいストーリーは終わりです。最後までお読みいただきありがとうございました。