Rashii

石坂産業 地域との共存を実現した産廃

リサイクル化率98%
廃棄物処理ではなく資源再生

全天候型独立総合プラント内1

石坂産業は、建設工事で発生する廃棄物のリサイクルを行っています。中でも特にリサイクルが困難と言われている、ガラスや瓦礫、コンクリート、木くず、紙くず、金属くずなどあらゆるものが混ざり合った “混合廃棄物”のリサイクル技術を研究・開発し続け、業界でもトップクラスのリサイクル化率98%を達成。全天候型独立型総合プラントには、先進設備と、教育を受けた技術者が配備され、 “人と機械の力”が最大限に発揮されるしくみが確立しています。

石坂産業のリサイクル
廃棄物 分別分級 リサイクル
廃コンクリート 瓦礫類粉砕:
再生砕石・再生砂
造成工事・
埋め戻し材
土砂系混合廃棄物
まずは人の手で粗選別
土砂系廃棄物:
高精度の分別分級
埋め戻し材
良質な紙・
軟質プラスチック
RPF(固形燃料)
金属 素材(鉄やアルミ)
ごとの有価物
木材 選別・破砕:
木材の等級別
敷き材・チップ原料
石坂産業のリサイクル
全天候型独立総合プラント内2 全天候型独立総合プラント内3 全天候型独立総合プラント内4 全天候型独立総合プラント内5 全天候型独立総合プラント内

石坂産業から生まれるリサイクル製品

エコセラブロック
エコセラブロック
(インターロッキングブロック)
エコセラタイル
エコセラタイル
(リサイクル焼成舗装平版)
エコセラサンド
エコセラサンド
(透水・保水性マルチング材)
リサイクル埋め戻し材
Newエコ
(リサイクル埋め戻し材)
エコモアチップ
エコモアチップ(循環型敷材)
再生砕石
再生砕石
チップ原料
チップ原料
(製紙・ボード、燃料)

「ふたつのソリューションがあって。ひとつは埋め立て場に持っていかなくていい、ようは埋めなくていい。循環できますよ、という社会価値を生んでいること。もうひとつは工事で土がないと、盛り土台を作るときに、陸だとか川だとかから土を持ってくる。我々の技術は、土を捨てなくていい。戻すことによって、掘らなくていい、という技術があります。こういったふたつの社会価値を実現しているわけです。我々のビジネスとして。」(熊谷執行役員)

プラントは見学コースがあり、作業の一部始終を見ることができます。グリーンで統一されたプラント内は、外光も入り明るくきれいで、CO2の排出を削減する電動式の油圧ショベルが稼働し、とてもクリーンなイメージで、さながら“生産工場”のようです。

処分するものに
お金はかけたくない。
そう考える人は
多いと思います。

石坂専務と熊谷執行役員 石坂専務と熊谷執行役員

「捨ててしまうもの、処分するものに、お金をかけたくない」「どうせなら、できる限り安く処分したい」そう考える人は少なくないのではないでしょうか。産業廃棄物処理業は、そういった認識・ニーズから、業界的に“価格競争”が引き起こりやすいと言えます。できる限り安くするために、なるべく原価をかけないようにする。コストカットをはかる。研究開発や設備、ましてや人材育成など目に見えにくいものに投資をすることはあまりないそうです。そして取引単価を下げ、その影響でさらに投資はしなくなる。そんな“負のスパイラル”と言っても過言ではない状態が、 “産廃業者の負のイメージ”を作ってしまっているのではないかと考察されます。石坂産業は、特に、産業廃棄物のリサイクル技術の研究開発や、先進設備の導入、そして人材育成に力を注いでいます。それらはすべて“投資”なのです。

「当社のリサイクル事業においては研究開発をしっかりやってます、それらはすべて投資です。投資をすれば、投資しただけの利益が必要ですが、我々の競合はたくさんいる。しかし、他で研究開発に投資をしているところは少ないと思われるので、原価がかからない、よって取引単価は下げられる、我々との差はこんなにある。この差に納得してもらうには我々のやってることに共鳴してくださいということになる。」

共鳴感情がブランドを
つくる時代。
CSV社会価値ブランディング
とは。

価格競争から抜け出すためには、「高くても買いたい」と思ってもらうための付加価値が必要です。それは“ブランディング”によって形成されます。ブランドを構成する要素は様々ありますが、これだけ企業の社会性が問われている今、企業が社会にどんな価値を生み出すのか?その価値が創る未来の社会に共感、さらには共鳴できるのか?といった“パーパス”が鍵をにぎります。CSV社会価値ブランディングです。

ASAKO SHIP Branding Model :ブランドを構成する要素 ASAKO SHIP Branding Model :ブランドを構成する要素

企業が創ろうとしている社会やライフスタイルの未来と、生活者が望む社会やライフスタイルの未来。二つの未来が重なって、共通の価値を創造していくことが、Creating Shared Value、CSVと言えると思います。石坂産業は価格競争から抜け出すために、パーパスを示し、実践し、CSV社会価値ブランディングを活用しています。石坂産業の示すパーパスとは。

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